環境・CSRフジトランスコーポレーション(名古屋市港区)は3日、サステナビリティ(持続性)への取り組みをまとめた資料「フジトランス・コーポレーション・サステナビリティ・レポート」の24年度版を発表した。この資料にはSDGsやCSR(企業の社会的責任)に関する内容も含まれる。
同レポートでは、具体的な取り組みとして化石燃料の使用量低減を目指すとしている。また、陸送は内航RORO船へのモーダルシフトを推進。5月に就航した新造のRORO船「ふがく丸」は、同名の前船体と比べてCO2排出量が30%程度少なくできる性能を持つとしている。また、FC(燃料電池)を換装できるRTG(タイヤ式門型クレーン)を導入。これは将来的に水素電池への換装が可能な構造となっている。
同社はカーボンニュートラル達成の一助とするため、これらの取り組みを推進しているが、技術的な課題も多いという。目標達成にはまだまだ時間がかかるとし、取引企業をはじめとした周囲を巻き込んでいくことの重要性を強調した。
さらにレポートでは、社員ボランティアによる海岸や干潟の清掃活動、植林活動への参加などの取り組みが紹介された。
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