環境・CSR電気自動車の開発を手掛けるGLM(京都市伏見区)とダブルクラッチ(東京都文京区)はこのほど、協業・販売中の商用車(主に大型トラック)向け車載用サブバッテリーシステムについて、パーキングクーラー製造大手のエバスペヒャーミクニクライメットコントロールシステムズ(神奈川県小田原市、エバスペヒャー)と協業を開始、パッケージ化を目指し、共同開発を行うことを発表した。

(出所;GLM)
GLMが現在販売中の車載用サブバッテリーシステムは、2.56キロワットの大容量バッテリーを搭載、アイドリングストップ時に車内での冷暖房機器の長時間の稼働を可能とするもの。トラックドライバーの休息中の車内環境の改善を図れると同時に、主に都市部などで問題となっている待機中トラックのアイドリング問題解決に大きく寄与することから、同製品を採用することでCO2の削減など環境保護への取り組みを大きくアピールできるとしている。
GLMは、同製品特性を活かし、利便性をより向上させるため、バッテリー稼働可能なパーキングクーラーとのパッケージ化を模索していたが、今回の協同開発をにより、さらに製品性の高いパッケージ化が図れるという。
エバスペヒャーのパーキングクーラーは、車両エアコンとは完全に独立して作動するもので、エンジンをかけずにバッテリー稼働で、室温のコントコロールが可能なアイドリングストップ用パーキングクーラー。最大風量は毎時340立方メートルと酷暑時でも車内環境を快適に保つ十分な性能を有しており、GLMの車載用サブバッテリーシステムと合わせることで8-10時間の長時間稼働が可能となる。
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