NTN、物流子会社設立、グループ業務を一元管理

ロジスティクスNTNは25日、グループ内物流業務の効率化とコスト削減を図るため、4月1日に物流子会社「NTN物流」を設立すると発表した。

同社は4月からスタートする新中期経営計画「復活2014」で、構造改革の柱の一つとして物流業務改革を進めることとしており、物流部が行っている業務を物流子会社に移管し、グループ内の物流業務を専門とする子会社を新設することで、物流業務を集中管理していく。

NTN物流は、完成品・半製品・調達品の物流業務の一元管理による輸送の効率化、物流拠点の統廃合、梱包仕様の見直し改善、物流コストの見える化によるムダの排除などを通じ、物流コストの削減を図る。

物流業務の対象として、当初は完成品からスタートするが、半年後に半製品、1年後には調達品まで段階的に拡大する。

■新会社の概要
会社名：NTN物流
所在地：三重県桑名市大字東汰上字前田1092番地-1（NTN輸出センター内）
事業内容：貨物利用運送事業、入出荷業務、梱包作業、輸配送手配業務など
代表取締役社長：藤村幹男氏
資本金：1000万円
設立：2013年4月
従業員数：100人