藤井電工、古野電気の車両管理サービスを導入

サービス・商品古野電気（兵庫県西宮市）はこのほど、同社が提供する車両管理ソリューション「FLOWVIS」（フロービス）を、安全器具・工具および墜落防止装置などを製造する藤井電工（兵庫県加東市）が導入したことを発表した。

藤井電工の本社・滝野工場では、一貫した研究・開発、金型製作から加工・組み立てまでの生産管理および品質管理を行っている。社員のほとんどが車通勤であり、来客・搬送車両の入退場が通勤時間帯と重なった場合、車両の渋滞が発生していたという。また、セキュリティ対策として守衛が24時間体制で常駐。年々、人財の確保も難しく業務負荷が課題となっていた。配送業者からも、入退場受付のために毎回降車しての手書き記帳が煩瑣であるとの声もあり、対策が求められていたという。

藤井電工は今回、車両入退場管理に必要な機能をオールインワンで提供するフロービスを、入退場口に導入。ETCによる車両認識と、ネットワークカメラによる車番認識により、個別の車両を確実に検知・識別して入退場を自動で記録、付近に設置したパトライトが青色（登録車両）、黄色（未登録車両）に点灯し、登録車両は降車や記帳なしで通過できる。これにより、セキュリティーレベルを下げることなく、目視のみで確認できるスムーズな入退場を実現したという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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