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山九1Q、コスト増や海コン取扱減で減益

2024年7月31日 (水)

調査・データ山九が7月31日発表した、2024年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比4%増の1430億2000万円、営業利益が同0.4%減の87億5400万円、最終利益が2.3%減の56億5300万円と増収減益だった。

主力の物流事業は、売上高が1.7%増の713億4300万円、営業利益が40.9%減の14億6500万円。港湾国際では、国内でのプロジェクト輸送案件・倉庫保管作業の増加はあったが、海上コンテナ取扱が減少。海外では現地法人での輸出入取扱が低調に推移した。

3PL一般は、主要客先での生産量減、単価引き下げで減少。一般物流は、中国域内での自動車部品・消費財などが内需不振の影響を受け、輸送作業などが低調に推移した。一方、国内では化成品・消費財などの取扱が増加。構内では、国内客先の単価改定の進展や、中東での新規作業の増加があったものの、国内外でコスト増の影響が出ている。

通期業績は、売上高が前年比4.2%増の5870億円、営業利益が同3.6%増の365億円、最終利益が2.5%増の250億円を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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