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山九1Q、物流増益も機工事業が低調で減益

2023年7月31日 (月)

財務・人事山九が31日発表した2024年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比3%減の1375億1500万円、営業利益が同1%減の87億8600万円、最終利益が4.6%減の57億8400万円と減収減益。物流事業は増益を確保したが、もう一つの主力である機工事業が減益に振れた。

(イメージ)

物流事業では、港湾国際が国内海上コンテナ取扱減少によりヤード内作業・保管作業が減少。国内外での海上・航空運賃の下落や輸出入取扱が低調に推移した。3PL一般では、中国域内の自動車部品・消費財などの輸送作業などが低調に推移し、国内では消費財などの取扱が減少、化成品の取扱は増加した。構内作業は国内外で増加し、国内の単価改定が進展した。この結果、物流事業全体の売上高は5.7%減となったが、営業利益は1.1%増となった。

一方、総売上の44.3%を占める機工事業では売上高が0.7%減、営業利益が3.8%減の減収減益となった。

24年3月期の通期連結業績は、売上高が前期比1.9%減の5680億円、営業利益が同3.1%減の370億円、最終利益が同1.8%減の245億円と予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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