荷主日産自動車、ホンダ、三菱自動車の3社は、自動車の電動化と知能化に向けて戦略的パートナーシップを検討することで合意したことを発表した。
このパートナーシップは、当初日産とホンダの間で締結された覚書に基づいていたが、今回三菱自動車が新たに加わった。3社は、それぞれの強みを生かすことで、環境対応技術、電動化技術、ソフトウェア開発などの分野で協力し、新たな価値を創造し、事業の効率化を目指す。この取り組みは、自動車業界の変革期において、グローバルな電動化と知能化の課題解決を加速させることが期待されている。
3社は次世代ソフトウェアデファインドビークル(SDV、ソフトウェアによって定義される車)向けプラットフォームの領域において、基礎的要素技術の共同研究を進める。
また、EVのキーコンポーネントとなるバッテリーについて、両社間での仕様の共通化、相互供給を行い、短期・中⻑期的な観点での協業範囲を検討。両社のバッテリー技術やアセットを持ち寄ることで、個社の投資負担やリスクの分散や、ボリュームメリットによるコストダウン効果のみならず、⾼出⼒型から廉価型まで、幅広いバッテリーの選択肢が生まれる。
加えて、両社が供給を計画しているバッテリーが、どちらの⾞にも搭載できることを⽬指し、両社のEV向けバッテリーセル・モジュールの仕様について、中⻑期視野で共通化を図る。
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