国際SGホールディングスは7日、グループのSGHグローバル・ジャパン(東京都江東区)が、インドで国際エクスプレス事業を開始したと発表した。タイ現地法人SG佐川タイが、インドの航空貨物輸送事業者スターライトエクスプレスインドと代理店契約を締結、ことし6月11日から事業を開始している。
ニューデリーの事業法人や個人顧客の貨物を、スターライトエクスプレスのインド代理店が集荷し、日本へ航空輸送、SGHグローバル・ジャパンが通関作業を行い、日本国内で佐川急便が配送を担当する。これにより、インド市場での物流ニーズに応えることを目指している。インド・日本間のスムーズな輸送を支える一貫輸送サービスを提供することで、インド国内の国際宅配便のニーズへの対応を強化する。
サービスはまずニューデリーで展開され、今後ムンバイ、バンガロール、チェンナイなどインド全土に拡大する予定。また、バングラデシュ、スリランカ、ドバイといった南アジアや中東地域へのサービス強化も計画中だ。
SG佐川タイは、スターライトエクスプレスネパール本社と2019年から取引を開始しており、ネパール発国際エクスプレスの取引の貨物取扱量は年々増加傾向にあるという。これを受け、巨大市場であるインドを対象としたインド発の国際エクスプレス事業を開始した。
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