ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

バンコク200キロ圏内カバー

SGHグローバル、タイの工業団地間で小口混載開始

2014年1月30日 (木)

サービス・商品SGホールディングス傘下の海外事業統括会社「SGホールディングス・グローバル」(SGG)は30日、タイ現地法人の「サガワエクスプレスタイコンテナディストリビューションサービス社」(STCD)が、バンコク周辺の工業団地間で小口混載サービスの提供を開始した、と発表した。

バンコク周辺の工業団地には多くの日系製造業が進出し、日本国内と同等の品質で小口対応可能な貨物輸送へのニーズが高まっていたとして、今月から小口混載サービスを開始したもの。

このサービスは、少量貨物の輸送網が不十分なタイで、日本国内と同じ翌日配達を基本に、貨物追跡、運賃着払い、受領書返却などのサービスを提供する。これにより、「安価で確実に翌日届けたい」といった顧客のニーズに対応する。

対象地域は、バンコク周辺200キロ圏内の工業団地4地区(北部・北東部・東部・中部)からスタートし、今後は集配エリアを、より小規模な工業団地、タイ北部チェンマイなどの地方工業団地へと段階的に拡大していく。

STCDは2012年にタイ専売公社と輸送契約を締結し、たばこ原材料の輸送、一次卸への製品配送業務を担うなど、事業を拡大してきた。

SGGでは、フォワーディング・クーリエ・通関・倉庫・物流加工・トラック輸送などの事業を傘下の14か国、22社の事業会社で展開している。