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サンリツ1Q、倉庫事業低調で減収減益

2024年8月8日 (木)

調査・データサンリツが7日発表した2025年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比1.7%減の45億8400万円、営業利益が同5.3%減の1億3500万円、最終利益が24%減の1億1500万円と減収減益だった。

主力の梱包事業は、工作機械の取り扱いが減少したことに加え、中国子会社の大型スポット案件の遅れで減収となったが、半導体製造装置の輸出が好調だったことで増益となった。売上高は4.3%減の32億3000万円、営業利益は13.6%増の3億3000万円。

運輸事業は、前年に低調だった医療機器の取り扱いが復調した上、小型精密機械の新規案件が好調に推移、外注費の値上がりの価格転嫁も進んだ。その結果、売上高が18.6%増の6億4600万円、営業利益が84.3%増の5000万円と増収増益だった。倉庫事業は、半導体製造装置や工作機械の出荷待ち製品の保管が減少、空き倉庫スペースへの客付け遅れもあり、売上高が5.3%減の6億4300万円、営業利益が24.1%減の1億1200万円と減収減益となった。

通期連結業績は、売上高が前年比5.7%増の205億円、営業利益が同6.3%増の9億2000万円、最終利益が8.3%増の6億2000万円と増収増益を予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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