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マースク、ラテンアメリカ市場で事業拡大

2024年8月21日 (水)

サービス・商品APモラー・マースク(マースク、デンマーク)は21日、ラテンアメリカ市場の最新動向について発表した。

発表によると、2024年のラテンアメリカ地域では、輸送需要が引き続き堅調に推移しており、特にブラジルやアルゼンチンなど主要国の経済成長が寄与している。輸送量の増加に伴い、同社は新たな航路やサービスの提供を強化し、需要に対応する構え。

また、ブラジル経済は2024年でも堅調な成長を続けており、国内消費や輸出が活発化している。この結果、輸送需要が増加し、特に自動車部品や農産物などの輸出が顕著に伸びている。アルゼンチンでも、農業セクターの好調が続いており、穀物や肉製品の輸出が輸送需要を押し上げているとしている。

これらの動向を受け同社は、ブラジルおよびアルゼンチン発着の新たな航路を開設し、供給チェーンの最適化を図る意向。ブラジルのサントス港を経由する航路やアルゼンチンのブエノスアイレス港からの新たな輸送サービスが開始される予定であるとしている。また、ラテンアメリカ全体の物流インフラの強化にも取り組んでおり、現地パートナー企業との協力を拡大し、効率的な輸送ネットワークの構築を進めている。

さらに、同社は、ラテンアメリカ市場におけるデジタル化の推進にも力を入れている。顧客向けのオンラインプラットフォームを強化し、輸送状況のリアルタイム追跡や、書類手続きのデジタル化を進めることで、サービスの利便性向上を図っている。これにより、輸送時間の短縮やコスト削減が期待されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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