国内大阪ガスは21日、子会社である大阪ガス・オーストラリア(OGA)が、オーストラリアのエネルギー企業 サントス子会社のサントス・ベンチャーズ、東京ガス、東邦ガスの4社で覚書を締結したと発表した。オーストラリア中東部のクーパーベイスンのムーンバにおけるe-メタン(合成メタン)の製造と、日本への輸出プロジェクトの詳細検討の実施に関するもの。
OGAはサントスと、2022年度からe-メタンに関する検討を行っていた。今回の締結により、ムーンバにおいて30年以降に年間13万トン以上のe-メタンを製造・日本に輸出することを目指す。同検討にあたっては、経済産業省の「令和6年度資源国脱炭素化・エネルギー転換技術等支援事業費補助金」を活用する。
同プロジェクトでは、クーパーベイスンの豊富な再生可能エネルギー電力(太陽光、陸上風力)を利用し、プロジェクト近傍や豪州東部などからCO2を調達。輸送においては、豪州東部・北部へのパイプライン輸送を活用する。
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