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全ト協、事故報告規則改正案で意見募集開始

2024年8月23日 (金)

ロジスティクス全日本トラック協会は23日、国土交通省が発表した自動車事故報告規則などの一部を改正する省令案に関して、意見募集をしていることを周知した。

この省令案は、2024年5月15日に公布された「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律および貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律」(改正法第23号)に基づいている。意見募集の締め切りは9月12日までとなっている。

この省令案の改正は、主に貨物軽自動車運送事業における安全対策の強化を目的としており、「登録貨物軽自動車安全管理者講習機関」の登録制度や、貨物軽自動車運送事業者に対する新たな安全対策の義務付けが含まれている。また、改正法により契約の適正化が図られる中で、貨物自動車運送事業者が自らの荷待ち時間や荷役作業の時間を記録し、それをもとに荷主から適正な料金を収受することが可能になる点が重要視されている。

さらに、改正法では、荷主に対して荷待ち時間や荷役時間の短縮を努力義務として課しているが、荷主がこれらの時間を把握できない場合、貨物自動車運送事業者がその時間を確認することも想定されている。そのため、全ての車両に対して荷待ち時間や荷役作業等の記録義務を拡大することが提案されている。

自動車事故報告規則等の一部を改正する省令案等に関する意見募集について(e-Gov パブリック・コメント)  

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LOGISTICS TODAY編集部
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