M&ANIPPON EXPRESSホールディングスは、23日、屋内型ドローンの自律飛行システムを開発するSpiral(東京都葛飾区、スパイラル)に出資を行ったと発表した。
今回の出資は、NXグループのイノベーション投資事業の一環として行われたもので、NXグローバルイノベーション投資事業有限責任組合が扱う案件で、スパイラルが開発するドローンシステム、「MarkFlexAir(マーク・フレックス・エアー)」を活用し、物流現場でのドローン活用を推進することを目指す。
スパイラルは、GPSや従来のセンサー技術に依存せず、壁に貼られたQRコードを認識することで電波が届かない場所でもドローンを自律航行させる技術を持つ。この技術により、トンネル工事現場やダム検査廊などでの定期点検が可能となり、現場技術者の作業効率を大幅に向上させることが期待されている。
NXグループは、2024年1月に子会社化したオーストリアのカーゴパートナーと連携し、スパイラルの技術の普及をサポートする。さらに、欧州の建設業界との関係を強化し、新たな物流ソリューションの開発や市場ニーズの発掘に取り組むとしている。
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