
▲海事講座の様子(出所:日本船主協会)
環境・CSR日本船主協会は26日、熊本市内の小学校教員を対象とした海事講座および海事施設見学会を8月22日に実施したと発表した。このイベントは、九州運輸局熊本支局および九州海事広報協会と協力して行われ、日本の暮らしや産業を支える海運業の重要性を教育現場で取り上げるための取り組みの一環である。
見学会は熊本市小学校社会科研究会の教員33人を対象に開催された。まず、参加者は長洲港から有明フェリー「有明きぼう」に乗船し、長洲港と多比良港間を往復した。船内では、操船を行うブリッジや機関室を見学し、船員から各設備の説明や船員の役割・働き方についての詳細な説明を受けた。
続いて、参加者はジャパンマリンユナイテッド有明事業所に移動し、同事業所の概要や、現在開発中のアンモニア燃料アンモニア輸送船に関する説明を受けた。その後、造船工場をバスで一周し、部品の溶接や組み立ての様子を見学し、さらにドックでは巨大なゴライアスクレーンを使った船舶の組み立て作業を間近で観察した。
見学会の最後には、同事業所で実施された船舶の引き渡し式に参加し、出航する船と船員を見送った。
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