拠点・施設ワコールホールディングス(京都市南区)は26日開催の取締役会で連結子会社であるワコールマニュファクチャリングジャパン(WMJ、長崎県雲仙市)の生産拠点を長崎と福井の2工場に集約・再編し、同時に福岡工場の譲渡、および熊本工場と新潟工場の操業停止を決議したことを発表した。
WMJは現在、国内に5つの工場を構え、主に国内市場に向けた高価格帯インナーウェアなどを製造している。今後は、これを長崎と福井の2工場に集約し、製造品種を再編することにより、生産事業の効率的な運営、モノづくりを支える人財の育成、技術力・生産能率の向上といった、同社グループの競争優位性の確保に努め、企業価値の向上を図るという。
福岡工場の製造事業およびこれに付帯または関連する一切の事業と資産については、リライエンス(富山県氷見市)に譲渡。熊本工場と新潟工場については2025年1月末日を目処に操業を停止する予定。両工場で勤務する従業員については、存続工場への異動あるいは希望退職者の募集を予定している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com