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木村化工機、CO2排出ゼロのSAF蒸留装置発明

2024年9月2日 (月)

環境・CSR木村化工機(兵庫県尼崎市)は8月28日、SAF(持続可能な航空燃料、サフ)の原料用となるバイオエタノールを蒸留する際のCO2排出をゼロにする新型「ヒートポンプ式バイオエタノール蒸留装置」を発明、同装置のシステムとシミュレーションプログラムを開発し、特許を出願したと発表した。

同装置は、従来機のようなボイラ蒸気を不要とし、電力のみで蒸留を行うもの。ヒートポンプが装置から排出される低温レベルの熱を回収し、有効エネルギーとして再利用する。従来機より回収率を上げるため、同社独自の新システムを開発、開発したプログラムによる性能シミュレーションでは、理論回収率99.0%を達成し、同時に製品当たりの消費電力量をリッターあたり0.7キロワット時へと大幅な削減にも成功。さらに再生可能エネルギー由来の電力を使用することで、CO2排出量がゼロになるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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