センコー、関東12拠点のCO2排出が実質ゼロに

サービス・商品センコーグループホールディングスは4日、グループ会社のセンコー（大阪市北区）が、関東地区12か所の物流センターで発電した再生可能エネルギー由来の電力を活用した、実質CO2排出ゼロのセンター運営を開始したと発表した。実質CO2排出ゼロの物流センターを構築する「Senko Green Enerism計画」の取り組み。

▲倉庫で発電した再エネ電力を物流センターで利用するフロー図（クリックで拡大、出所：センコー）

Senko Green Enerism計画では、倉庫屋根に設置した太陽光発電設備で生み出した電力の環境価値を証書化した「トラッキング付FIT非化石証書」を取引することで、センター全体の使用電力を実質的に100％再エネルギー化。電力の自給率を高め、脱炭素社会の実現に貢献する。ことし2月1日からスタートし、手始めに関東での実質CO2排出ゼロに取り組んだ。

12センターの年間排出削減量はCO2換算で4700トンを見込んでおり、1800世帯の年間CO2排出量に相当する。さらに、自社のCO2排出量削減によって、顧客企業のサプライチェーン全体の排出量削減にも貢献する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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