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JAL、バディコムで海外整備士との意思疎通改善

2024年9月3日 (火)

サービス・商品サイエンスアーツ(東京都新宿区)は3日、日本航空(JAL)の整備本部で、海外支店の整備士と日本の支援担当組織間との連絡ツールとして、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」(バディコム)が採用されたと発表した。

JALでは、多種多様な機体を安全性・定時性を確保しながら就航するため、海外支店の整備士を日本のサポート部門から支援している。従来は携帯電話やFaceTime(フェイスタイム)などで連絡を取っていたが、担当者同士でしか詳細が分からず、英語でコミュニケーションするに当たり、母国語でない者には心理的負荷がかかっていたという。

バディコム導入により、グループ通話だけではなく、定型文・音声履歴・テキスト化・翻訳・画像・映像配信の機能も備える。機材の不具合が発生した際は言葉や画像では伝えにくいため、映像で配信しながら会話することで、現場の整備士と日本のサポート部門とが正確に情報を共有。音声やテキスト化で履歴が残ることにより、微妙な伝え間違いや再確認の工数を削減できたり、多数の言語が自動翻訳されることで意思疎通がスムーズになったりしたという。特に日本のサポート部門では全世界の拠点支援を行っており、バディコムで同時に16グループと接続し、複数人でのサポートと的確で迅速な支援を実現した。

▲ウインドウズ版バディコムの利用イメージ(出所:サイエンスアーツ)

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LOGISTICS TODAY編集部
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