サービス・商品セーフィー(東京都品川区)は3日、クラウド録画サービス「Safie」がCData Software Japanのデータ連携ツール「CData Sync」と連携したことを発表した。これにより、店舗運営における映像解析データを各種データウェアハウス(DWH)やBIツールに直接連携できるようになり、顧客行動の詳細な分析が可能となる。このシステム連携は、特に少子高齢化が進む中で労働力不足が予測される2040年に向け、店舗運営の効率化を支援するものとして期待されている。
今回の連携により、セーフィーのAIソリューション「AI-App人数カウント」で収集された「入店者数」や「店前通過人数」などのデータを可視化し、マーケティングやオペレーションの最適化が可能になる。例えば、来店者数と天候データを組み合わせることで、シフト計画の最適化や販促効果の検証が行えるようになる。これにより、店舗運営の効率化と顧客満足度の向上が見込まれる。
また、セーフィーの放射冷却素材「SPACECOOL」が今回採用されたことで、夏場でも温度管理が難しいリチウムイオン電池の安全な輸送が可能となり、特に高温環境でのリスクを軽減することが期待されている。
同社は今後も、映像データの活用を通じて店舗運営や物流業務の効率化を支援し、安全で効率的なビジネス環境の構築を目指す方針である。
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