荷主UDトラックス(埼玉県上尾市)は3日、冠水した恐れのある車両の取り扱いについて注意を喚起した。
洪水などにより冠水した車両において、キースイッチをオンにしたりエンジンを始動させると、配線のショートによる火災が発生したり、吸気系統に泥水の異物が入っていることでエンジンを損傷させるなどして思わぬ怪我を負ったり、車両を損傷させる恐れがある。応急処置を実施した後、最寄りも同社販売会社まで連絡することが勧められている。
同社は、車両が冠水、または冠水したと疑われる場合は、キースイッチをオフにする。キースイッチをオンにしたり、エンジンを始動することは絶対に避けるよう警告。
また、バッテリー端子のマイナス側を取り外すことを推奨。これは、キースイッチがオフの位置でも、バッテリーが接続されていると、水の浸入により常に電流が流れる状態になり電気系統の腐食が進むことでショートによる車両火災が発生する恐れがあるためとしている。作業時には、プラス側端子を布などで覆うなどして絶縁し、感電に注意するようにとしている。
さらに、CNG車、LPG車については、長時間の駐車の場合と同様、ガス容器(ガスボンベ)の元バルブを閉じるようにとしている。
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