環境・CSR海事業界の広報コンサルティング事業を手掛けるスターマリン・パブリックリレーションズ(東京都港区)は10日、フランスの大手推進翼メーカーのオーシャンウィングスが、ウインドセーリングを装備した貨物船による24時間の大西洋横断航海で、実測で25%から50%の燃料節減を達成したと発表した。

▲オーシャンウィングスの推進翼を搭載した貨物船(出所:スターマリン・パブリックリレーションズ)
従来の燃料船に比べ、ウイングセール1枚当たり、1日平均1.3トンの燃料節約に相当するという。
同社によると、CFD(数値流体力学)シミュレーションに基づき、オーシャンウィングスの推進翼を8機搭載した全長260メートル、4500TEUのパナマックス船であれば、コノスル航路(南米周辺)で12%、大西洋横断航路で20%の燃料節約を達成できるという。
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