M&Aトヨタ自動車(愛知県豊田市)とBMWグループ(ドイツ・ミュンヘン)は5日、カーボンニュートラルの実現と水素社会の構築に向け、水素分野での協力関係を強化することで合意、基本合意書を締結したと発表した。両社は今後、燃料電池システムの開発やインフラ整備などに共同で取り組む。
両社は、2011年12月に環境技術における中長期的な協力関係の構築に合意、燃料電池をはじめとした環境技術やスポーツカーなどの開発を共同で10年以上にわたり進めてきた。今後は水素社会の実現に向け、燃料電池システムの技術革新を加速させるとしている。
今回の基本合意により、両社は、第3世代燃料電池システムの共同開発に取り組み、両社のモデルに搭載することで、より幅広い燃料電池自動車(FCEV)の選択肢を提供。第1弾では、28年にBMWによる初の量産型FCEVの生産開始を予定している。合わせて、開発・調達の協力による相乗効果の創出や、パワートレイン・ユニットの統合によるコスト削減、商用・乗用の需要拡大などにも取り組む。
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