JPR、国内用パレットで荷主間の輸出入マッチング

▲日本から中国へ輸出するファイントゥデイ製品（出所：日本パレットレンタル）

サービス・商品日本パレットレンタル（東京都千代田区、JPR）は17日、パーソナルケアのファイントゥデイ（東京都港区）、ヘルスケア製品のケンビューの日本法人JNTLコンシューマーヘルス（渋谷区）、丸紅ロジスティクス（千代田区）と協働で、製品の物流において荷役、輸送、保管などに使用する国内用レンタルパレットを用いた、2荷主の日本・中国間の輸出入マッチングを行い、国内用レンタルパレットを海外でも循環利用する「パレットラウンドユース」を開始すると発表した。

ことし7月から試行運用を行っており、安定的なオペレーションを継続できるめどが立ったため9月から本格運用する。

具体的には、ヘアケアブランド「TSUBAKI」を扱う日用品メーカーのファイントゥデイが中国へ製品を輸出する際、日本国内の物流で使用しているJPRのレンタルパレットに積載し海上輸送する。中国でファイントゥデイ製品の荷降ろし後、空パレットは新設したJPRデポに一時保管され、リステリンなどを扱うコンシューマーヘルスメーカーのケンビューが日本へ製品を輸入する際、需要に応じてJPRデポからパレットが供給され、日本へ海上輸送する。

日本への輸入後、ケンビュー製品はJPRのレンタルパレットに積載されたまま各得意先向けに出荷され、各得意先での荷降ろし後、空になったパレットは再び日本国内または中国との輸出入時に循環利用される。

ファイントゥデイ製品の中国への輸出、ケンビュー製品の日本への輸入における各種物流手配は丸紅ロジスティクスが主に担う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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