ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

フォークリフト市場は2037年に900億ドル超す

2024年9月17日 (火)

調査・データ米市場調査会社のSDKIアナリティクス(東京都渋谷区)は9日、2037年までのフォークリフト市場に関する調査レポートを発行した。レポートによると、今後、市場は年平均6%の成長を続け、2037年には市場規模は900億ドルに達するという。

調査ではフォークリフト市場規模は2024年に650億ドルに到達。今後も、技術的進歩によって市場が拡大するとみられ、特に自律フォークリフト市場の規模は2030年までに150億ドルに達すると予想される。

フォークリフトは電源によって、エンジン式と電動に分けられるが、2037年までには市場全体の7割を電動が占めることになると予想。これは今後も自動化が進み、自動誘導車両(AGV)やウォーキーペレットトラックの需要が高まっているためで、同社は、今後、自動化された無人フォークリフトの使用率は15%増加すると予想している。

市場を地域別にみると、北米では、23年に2兆ドルの規模を超えたとみられ、今後も34%を超える大幅な成長が予想される。

日本では、電動フォークリフトの開発に対する税制優遇措置や補助金支給など、政府が進めるグリーン成長戦略の結果、フォークリフトの市場シェアは拡大すると予想される。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com