M&Aトランコムは17日、アメリカ投資ファンド大手のベインキャピタルと組み、MBO(経営陣による自社株を買い取り)により株式を非公開化すると発表した。18日から10月31日まで、1株当たり1万300円でTOB(株式を公開買い付け)を実施する。MBOが成立すれば、トランコムは東京証券取引所プレミア市場、名古屋証券取引所プレミア市場で上場廃止となる。
現在の持ち株率は創業者の武部純三氏が全議決権を持つAICOHが28.69%、取締役会長の武部篤紀氏が1.91%、取締役最高顧問の清水正久氏が0.54%、ダルトングループが18.09%、そのほかの対象者の株主、本新株予約権者が50.77%。
公開買い付け後は、公開買い付け者が37.37%、AICOHが28.69%、その他の対象者の株主、本新株予約権者がが33.94%以下となる状態を目指す。
ベインキャピタルは全世界で1850億米ドルの運用資産を持つ国際的投資会社で、グローバルでは1984年の設立以来400社、追加投資を含めると1450社に対して投資実績を有する。
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