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島津製作所、メキシコに販売子会社を設立

2024年9月18日 (水)

拠点・施設島津製作所は17日、メキシコに分析計測機器や医用機器を販売する子会社を4月に設立し、9月から営業活動を開始したと発表した。同社がメキシコに販売子会社を設立するのは初めて。子会社の設立によって営業地域内の事業規模を2028年度に23年度比で1.5倍に成長させるとの目標を掲げている。

設立したのはシマヅ・メキシコ(SMX)で、同国の首都メキシコシティに本社を構えた。同国を中心とした地域の分析計測機器・医用機器の販売・サービスを担い、来年秋には、トレーニング・ショールーム機能を備えたラボを開設し、代理店・顧客支援を強化する。

同社はこれまでメキシコでは、分析計測機器は米国の子会社を通じて、医用機器はブラジルの子会社を通じて販売していた。SMXの設立で、地理・言語面でユーザーにより近接した販売・サービス活動が可能になるとしている。

メキシコでは近年、電気自動車(EV)関連設備の拠点として世界の各メーカーから注目を集めており、海外からの投資が毎年10%以上増え続けている。同社も、旺盛な設備投資に対応し、分析計測機器では輸送機・電機電子・製薬・食品・受託分析市場に力を入れていく。医用機器市場では、機器整備が進む公立病院を中心とした需要増に対応していく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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