環境・CSR成田国際空港(千葉県成田市)は19日、国内で初めて「CORSIA適格燃料」(CEF)の受け入れを実施したと発表した。
CEFは、国際民間航空機関(ICAO)により2016年に採択された「カーボン・オフセットおよび削減スキーム」(CORSIA)に適合した持続可能な航空燃料(SAF)。ICAOが掲げる、24年以降、19年比でCO2排出量を85%以下に抑制するとのCO2削減目標に対し、超過したCO2排出分を削減する場合に有効となる。伊藤忠商事により韓国から輸入された。
伊藤忠商事はネステ(フィンランド)、GSカルテックス(韓国)との協業で構築したサプライチェーンにより、CEFを国内空港として初めて受け入れる。成田国際空港はCEFが脱炭素化に加え、航空燃料の安定供給にも寄与するとして、今後の航空需要回復、増大とともに、航空会社での利用は拡大していくと見込んでいる。
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