ロジスティクス名古屋鉄道は19日、愛知県の三河湾で、ドローンを使って離島に日用品などを配送する実証実験を実施すると発表した。本土から10キロ離れた離島に1か月間、定期的に物資を往復で搬送。省人化や採算性の可能性を検証する。
実証実験は愛知県委託事業として、西尾市と佐久島の間で10月7日から11月5日までのおよそ1か月間行われる。
実験では、西尾市の一色漁港を発着場にして、医薬品や日用品、食料品をドローンが佐久島にある同市有地まで搬送する。医薬品は島の診療所に届けられ、日用品や食料品は小売店で販売される。
また、佐久島では農産物や海産物などの特産品のほか、住民や観光客から依頼された荷物をドローンに載せ、西尾市まで搬送する。
使用するドローンはプロドローン製PD6B-Type3で、重さおよそ20キロ。最大積載量は20キロで、最大飛行時間はおよそ28分となっている。
飛行の際は着陸地点にカメラやセンサーで周囲の状況を確認し、省人化が可能なのかを検証する。また、操作はタブレットで行い、専門知識や技術がなくても運行できるのか確認する。
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