サービス・商品ミサワホームは20日、木質系工業化住宅の玄関横の袖壁に設置できる「宅配boxマルチポスト」を来月から発売すると発表した。パナソニック ハウジングソリューションズと開発した製品で、屋外に設置しても安心なように高い防水性と耐久性を実現した。
発売する「宅配boxマルチポスト」は、郵便ポストと大容量の宅配ボックスを兼ね備えた構造で、大型と小型の収納スペースを設けることで、大小含め複数個の荷物受け取りを可能にした。小型の収納スペースは小型荷物であれば、最大3個入れられる。大型の収納スペースは2段に分かれ、各扉に施錠機能があるため、荷物を別々に収納できる。
また、前後に扉がついているため、「前入れ・後ろ取り出し」が可能で、袖壁などに埋め込めば不在時や在宅ワーク時に配達された荷物も、門扉から出ることなく取り出し扉から非接触で受け取れる。正面には、フルフラット面材を採用し門まわりがすっきり見えるデザインにした。
配達時は、配達員らが荷物を入れると、自動的に施錠される仕組みで、取り出し側に暗証番号を入力すれば、荷物をまとめて取り出せる。取り出し扉を開けると、配達側の扉の鍵は自動的に開錠され、再び荷物を入れられる状態となる。
袖壁設置型と外構設置型の2つがあり、袖壁設置型は同社の木質系工業化住宅専用で北海道・沖縄県を除く全国で発売される。ことし4月に発売した企画住宅「SMART STYLE Roomie」大屋根タイプに採用されている。一方、構設置型の製品は、幅広い住宅に対応できる。
外構型の製品は希望小売価格17万円(税抜き・工事費別)。袖壁型・外構型ともに10月1日から注文を受け付け。納品は12月1日からとなる。
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