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DNP、製造現場ニーズ反映したインクリボン発売

2024年9月24日 (火)

サービス・商品大日本印刷(DNP)は24日、各種ラベルのバーコード・2次元コードや、食品パッケージの日付・製造番号の印字に適した熱転写プリンター用インクリボンの新製品2種を開発、10月から日本を含むグローバル市場で販売を開始すると発表した。

▲熱転写プリンター用インクリボンの新製品「V670」(左)と「R380」(中央・右、出所:大日本印刷)

今回発売するインクリボンは、アルコールでこすられた場合の耐性を高めた「R380」と、プラスチックと紙のパッケージ両方に鮮明な印字が可能な「V670」。電子機器・食品・医療品・医薬品などのメーカーの製造現場の印字ニーズに応える。

R380は、同社の既存製品と比べ、アルコールへの耐性を30%向上。各種ラベルの印字欠けや消失などの課題を解決し、製造工程や医療現場での各種製品の管理業務の効率化やミスの防止などにつなげることができるほか、燃焼時にダイオキシン類が発生しないレジン(樹脂)タイプを採用している。

V670は、主に食品用パッケージの日付や製造番号の印字、衣料品の値札タグの印字などに使用。プラスチックフィルムに加え、紙の基材にも印字できるため、素材を変更する場合もインクリボンを切り替える必要がなく、特に印字表面のこすれに対する耐性にも優れている。また、インクリボンの基材を10%薄くして転写性を向上することで、印字スピードを速くするとともに、CO2排出量の削減にも寄与するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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