ロジスティクス日本物流団体連合会(東京都千代田区)は20日、全日通霞が関ビル(東京都千代田区)で2024年度第1回人材育成・広報委員会(委員長:日本通運取締役常務・赤間立也氏)を開催した。
同委員会は、物流業の社会的認知度向上をテーマとし、若い世代を対象に、物流業への正しい理解に向けたPR活動およびイメージアップ方策を実施、教育現場における「物流」の扱いの充実を目指し、取り組んでいる。
冒頭、赤間委員長が「人材確保はどの業界でも喫緊の課題であり、特に物流業界では大きな課題となっている」とし、「荷主や一般消費者向けに物流業界における課題や現状、社会的重要性について幅広く理解してもらうため、広報活動にも力を入れていく。」とあいさつ。
議事では、上期の活動報告として、青山学院大学と東京都立大学の「寄附講座」や清泉女子大学、東京女子大学での「大学学内セミナー」、中高生を対象とした「職場体験」、会員の若手で構成する「物流いいとこみつけ隊」の活動状況、物流見学施設を斡旋して紹介する「物流見学ネットワーク」の実施状況などについて説明があった。また、ことし6月から7月に3回開催された「物流業界研究Webセミナー」の活動報告が行われた。
最後に、下期に取り組む事業として、12月-2月にかけてWeb形式で2回、東京・大阪の対面形式で開催する「物流業界合同説明会」、横浜国立大学で実施する「大学寄附講座」、小・中・高・大学生に向けた「物流見学ネットワーク」についての説明が行われた。さらに、ことしから新たに実施する大学生を対象に定期的に物流業界の基礎知識を学べる機会をWeb形式で提供する「物流業界講座&座談会」などにより、多くの若い世代に対し、物流業の社会的重要性や先進性を伝えていくことが確認された。
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