量子技術のクオンマティク、5.3億円を調達

財務・人事量子技術の社会実装を目指すQuanmatic（クオンマティク、東京都新宿区）は9月30日、シリーズAラウンドの第3者割当増資で総額5億3000万円の資金調達を実施したと発表した。

同社は量子計算技術を用いた大規模半導体製造工場の最適化や、NEDO（新エネルギー・産業技術総合開発機構）「量子・古典ハイブリッド技術のサイバー・フィジカル開発事業」への採択など実績を積み重ねており、物流・小売・飲食・素材業界などで属人化脱却や競争力強化を目的とした協業を進めている。

今回の資金調達により、量子計算・AI（人工知能）・数理最適化技術を駆使したソリューション開発を加速させるとともに、優秀な人材の確保、大学などとの共同研究を強化するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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