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川崎汽船など、海洋地質調査会社を新設

2024年10月4日 (金)

▲秋田県での海域調査の様子(出所:川崎汽船)

ロジスティクス川崎汽船は3日、川崎近海汽船の合弁会社であるケイライン・ウインド・サービス(KWS)とEGS Survey(EGS)は、海洋地質調査事業を対象としたゲオテクニカルサーベイ(EKGS)を設立したと発表した。

ことし9月には、EKGSの地質調査船「EK HAYATE」が、洋上ボーリングのサービス提供が可能な日本籍船として就航した。また、EKGSの初の調査業務として、日本の地質調査会社最大手である応用地質より秋田県八峰町と能代市沖での調査業務を受注し、同社グループであるオフショア・オペレーションの協力により、業務を完了した。

KWSは、日本が目指す洋上風力発電の普及・拡大に向けて、開発の初期段階に必要なボーリング調査船の供給不足を認識しており、同課題を解決するため、世界各国のケーブルルート調査や洋上風力関連の調査で豊富な実績を保持するEGSグループとの合同会社の設立を決定した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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