行政・団体環境省と東京都は7日、東京港大井ふ頭の2地点で3日に確認されたアリについて、専門家による同定の結果、要緊急対処特定外来生物のヒアリであることが確認されたと発表した。
同件は、環境省が毎年実施している定期的な全国港湾調査において、2地点からそれぞれヒアリの働きアリ50個体および70個体(計120個体)が確認されたもの。平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は7日現在で、今回事例を含め18都道府県、計131事例となる(今年度は19・20事例目)。
環境省では引き続き、発見場所において目視やトラップによる調査および防除を東京都等と協力して実施し、定着防止の取り組みを進めるとしている。
なお、関東地方環境事務所は東京都などの関係機関に対し、改めて当該コンテナヤードおよびその周辺の点検などを適宜実施すること、ヒアリやアカカミアリを含むヒアリ類と疑わしいアリをコンテナや積荷で確認した場合は、密閉などにより逸出を防ぎ、速やかに環境省に連絡することを依頼した。
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