サービス・商品シーネット(千葉市美浜区)は、同社が手がけるWMS(倉庫管理システム)である「ci.Himalayas(シーアイヒマラヤ)」が、23年度におけるクラウド型WMS売上シェアナンバーワンを獲得したことを発表した。調査結果はデロイトトーマツミック経済研究所が発表したレポート「スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2024年度版】」によるもの。シーネットによると、同社のci.Himalayasは2011年から13年連続で売上シェアナンバーワンを達成したという。
上記レポートによれば、EC(電子商取引)の市場拡大や、物流施設における省人化が進んでいることなどから、WMSの需要は拡大しているとのこと。23年のWMS全体の売上高は204億円で、前年比112%となった。そのうち44.2%がクラウド型WMSの売上で、今後さらにクラウド比率が高まるとしている。
Ci.Himalayasは在庫管理や棚卸し、請求に至るまで、倉庫管理に必要な210以上の機能を有するマルチなWMS。食品・飲料、小売、機器部品などの各分野で高いシェアを誇り、中小から大手まで、さまざまな規模の企業で導入されている。
シーネットは23年は物流企業によるセンター新設や既存拠点のリプレイスが相次ぎ、自動化に伴うWMSのカスタマイズニーズが急速に高まったと分析。今後はさらに新規案件の獲得に注力するとした。その際には各種オプションの周知、ほかのシステムとの連携強化などを行い、総合的なソリューションの提供を目指すとした。
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