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シーネットのWMS、11年連続で売上シェア1位

2022年12月6日 (火)

(イメージ)

調査・データ倉庫管理システム(WMS)開発のシーネット(千葉市美浜区)は6日、自社の「ci.Himalayas」(シーアイ・ヒマラヤ)が、11年連続でクラウド型WMSの売上シェア1位を獲得したと発表した。

発表によると、これはデロイトトーマツミック経済研究所が発刊した調査レポート「スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望(2022年度版)」でのランキングだ。シーアイ・ヒマラヤは2021年度クラウド型WMS売上シェアの20.8%を獲得し、同社としては11年から11年連続の1位となった。

同研究所のレポートは、物流の新技術としてWMS、バース管理システム、TMS(輸配送管理システム)、動態管理システム、倉庫シミュレーションシステムの5分野を提供する企業を対象に、項目別に売上高などを調べている。同調査によると、新型コロナウイルス禍によりEC(電子商取引)需要が高まったことや「物流の2024年問題」への対応が要因となり、WMS市場は21年度に前年度比11%増の163.8億円へと成長し、今年度も成長が続いている。

こうしたなかで、シーネットのシーアイ・ヒマラヤは、入庫、出庫、在庫、棚卸し、請求など、倉庫管理に必要な機能が210以上搭載されたクラウド型WMSとして、売上高ベースでクラウド型市場の20.8%のシェアを持っている。また、利用料ベースでも22.8%で1位、保守サポートベースでは2位、業界別カテゴリーでは、食品飲料・機器部品でそれぞれ高いシェアを占めた。

同社は今後、さらに機能を強化し、食品分野で業界標準プラットフォームを築きたい考えだ。WMSと他のシステムの連携も進めるという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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