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山九、物流事業低調、営業利益3.5%減少

2013年5月9日 (木)

ロジスティクス2013年3月期通期連結決算(単位:百万円)

 2013年3月期2012年3月期増減率
売上高401,658395,9771.4%
営業利益17,83118,487-3.5%
経常利益17,95118,263-1.7%
当期純利益9,7179,0976.8%
物流事業分野では、一部中国船社の運航サービス中止、円高による輸出取扱いの減少があり、国内も低調に推移。海外では新規連結会社の増加や自動車関連作業の獲得が寄与し、取扱いが増加した。

機工事業分野では国内の製造基盤整備工事や海外のプロジェクト案件、災害復旧関連工事などで、工事量は増加した。これらの取り組みにより、1.4%の増収を確保したものの、営業利益は3.5%減と伸び悩んだ。

今期は、サウジアラビアのSATORP案件に対応して新会社を設立するなど、海外で積極的な事業展開を進めるが、内需の本格的な好転は第2四半期以降と想定。

同社グループが保全作業を担当する石油・石化構内設備のSDM周期が、全体として端境期にあたることも織り込み、連結売上高4150億円、営業利益188億円、純利益107億円を見込む。