ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ハマキョウ、3PL部門で利益7.6%減、前3月期

2013年5月9日 (木)

ロジスティクス2013年3月期通期連結決算(単位:百万円)

 2013年3月期2012年3月期増減率
売上高89,31989,935-0.7%
営業利益6,2146,528-4.8%
経常利益6,3326,552-3.4%
当期純利益3,3373,423-2.5%
■3PL部門で利益7.6%減
物流センター(3PL)事業で、新規業務立上コストの発生、荷主の物流システム障害、「例を見ない急激な季節波動」に対応するためのコストが発生したことにより、部門営業利益が48億1000万円、前期比7.6%減となった。

年度中の新規受託は19社で、前の年度に受託した2社を含め、21社のうち16社が稼働。残る5社については、今月以降の稼働を目指して準備を進める。

これにより、物流センター総数は、新規受託による増加と既存荷主の減少、期中に子会社化したジェイビーエスの施設を含めて76センターとなり、前の年度末から6件の増加となった。

貨物自動車運送事業は売上高463億3600万円(2.2%減)、営業利益13億9600万円(6.2%増)。家電関連の物量減少と子会社・近物レックスの物量減少により、減収となった。ただ、近物レックスが積載率の低い曜日の幹線便を見直し、物量波動に合わせた経費抑制を行ったことで経費を圧縮し、営業利益は増加した。

■今期、売上910億円見込む
今期は主力の物流センター事業(3PL事業)を中心にコスト削減を提案し、新規受託に向けて営業を積極展開し、連結売上高910億円(1.9%増)、営業利益69億円(11%増)、純利益35億円(4.9%増)を見込む。