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船主協会、IMO局長と脱炭素規制早期採択へ会談

2024年10月17日 (木)

▲集合写真(出所:日本船主協会)

ロジスティクス日本船主協会は16日、同協会会長の明珍幸一氏などが、来日中の国際海事機関(IMO)事務局長アルセニオ・ドミンゲス氏と、10月15日に都内で会談を行ったと発表した。

明珍氏は、2023年に見直された国際海運における温室効果ガス(GHG)削減目標達成に向けて、IMOで現在議論されている国際規制が早期に採択され、地域規制との併存を回避するため、今後も同事務局長の強いリーダーシップに期待する旨を発言した。

ドミンゲス事務局長は、IMOにおけるGHG削減に関する議論については他の国際機関も注目しているが、各国のポジションに依然として差異が見られるため、プライシング・メカニズム全体の枠組みへの合意が肝要であることや、同メカニズムは船舶の脱炭素化に向けた移行を主眼に置くべきであるとの見解を示した。

航行安全の確保については、自動車専用船「GALAXY LEADER」が紅海でイエメン武装組織フーシ派に拿捕されて、来月で1年を迎えるなか、同船乗組員の早期解放に向けて引き続き尽力すること、また船員の遺棄対策や長期拘留の問題にも言及し、IMOとして積極的に関与していく意向を表明した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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