環境・CSR鴻池運輸(大阪市中央区)は17日、グループのインド法人で、鉄道によるコンテナ輸送事業などを展開するジョシ・コウノイケ・トランスポート&インフラストラクチャ(JKTI、ニューデリー市)が今年11月から鉄道コンテナ輸送用車両9編成を順次投入し、コンテナ輸送事業の拡大を図ると発表した。

▲JKTIの鉄道コンテナ輸送車両(出所」鴻池運輸)
JKTIは2017年3月から、日系物流企業として初めてインドの鉄道コンテナ輸送事業に本格参入し、現在は西インドの主要3港(ナバシェバ港・ピパバブ港・ムンドラ港)とデリー首都圏近郊にある海上コンテナ貨物の受け渡し施設(ICD)を結んでいる。
これまでの輸送車両は4編成だったが、今回9編成を追加して45本すべてを13編成とする。これによって車両数は180両から585両へと約3倍になり、インドのコンテナ輸送業界で7位の保有台数となる。
これを機に、同社は既存ルートでのサービスを強化するとともに、新しいルートをインド全土へと順次拡げていく。
経済成長が著しいインドでは、物資の輸送量が増加する一方、政府が2070年までの二酸化炭素排出量のネットゼロ達成の目標を掲げていることから、二酸化炭素の排出量を抑えられる鉄道輸送の需要が高まっている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com