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レプト、パリモーターショーでLMFP技術発表

2024年10月21日 (月)

(出所:REPT BATTERO)

国際リチウムイオン電池の研究開発などを行うレプト・バッテロ・ヨーロッパ(ドイツ)は18日、パリで開催された「第90回パリモーターショー」で、LMFPセル技術、GREEN CTPバッテリーパック、グリーンバンクプラグインハイブリッドバッテリーパックなどの革新的な技術を発表した。

同イベントで同社は、パフォーマンス向上と環境保護の両立を目指したグリーン電力バッテリーソリューションとして、LMFP(リチウム、マンガン、鉄、リン酸)セル技術、GREEN CTPバッテリーパック、PHEV向けのGREEN BANKバッテリーパックなどの最新技術を紹介した。

LFPバッテリーやNCMバッテリーと比較して、同社のLMFP電池は、LFPバッテリーとNCMバッテリーの利点を組み合わせることで、また同社独自のWending技術を加えることで、エネルギー密度、サイクル寿命、低温性能、急速充電性能、安全性能を一層向上させている。

Wending技術により、電極ラグの冗長性がゼロに抑えられ、内部空間の全体的な利用率が3~5%向上し、また微視的な固液界面の改善により、リチウムイオンの伝送速度が30%増加。バッテリーセルの体積エネルギー密度は430-520Wh/Lに達し、これによりEV(電気自動車)の航続距離は700キロ以上に到達することが可能だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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