加シンタックス、SCシステム開発アルゴンを買収

M&A資産管理ソリューションなどを開発しているシンタックスシステム（カナダ）は16日、アルゴンサプライチェーンソリューションを買収したと発表した。アルゴンは、倉庫管理やサプライチェーンの最適化を専門とするSAPゴールドパートナーで、英国と南アフリカに拠点を持ち、多国籍企業にサービスを提供している。

今回の買収により、シンタックスは自社の業界特化型クラウドソリューションパッケージに、最新のSAPデジタルサプライチェーン機能を追加することが可能になる。シンタックスのグローバルCEOであるクリスチャン・プリモー氏は、「アルゴンの加入で、デジタルサプライチェーン分野での知識と能力が強化され、顧客に対する包括的なサポートを提供できるようになる」と述べた。

アルゴンの共同創設者であるピーター・カー氏とデビッド・ウェブ氏は、「シンタックスとの統合により、新たな市場や業界への拡大が可能になり、顧客にさらに強力なサプライチェーンソリューションを提供できる」とコメントしている。

この買収は、シンタックスにとってNovacapとのパートナーシップに基づく7回目の買収である。Novacapのシニアパートナー、テッド・モカースキ氏は、「この買収により、シンタックスが消費財、小売、製造、卸売・流通、ライフサイエンスなどの分野でより強力なサポートを提供できる」と強調した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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