サービス・商品渋澤倉庫(東京都江東区)は29日、プラスオートメーション(東京都港区)のロボティクス自動倉庫「AirRob(エアロボ)」を国内で初めて、同社の松戸営業所第三倉庫(千葉県松戸市)に導入したと発表した。
AirRobは従来の自動倉庫に比べて、レイアウトの自由度が高いのが特徴。倉庫のフロアの形状や天井の高さに合わせた設計が可能で、防火区画を跨ぐこともできる。ラック間のクリアランスやステーション設置スペースも小さいため、倉庫スペースをフル活用できる。
同社では、AirRobの導入で、入出庫作業の省人化と高精度化を両立させ、さらに高密度保管でスペースコストを削減できたとしている。特にアパレルやコスメなど多品種小ロット商品を取り扱う電子商取引(EC)事業者を対象としたECフルフィルメント事業では、効率的な運用が可能になった。
同社は中期経営計画で、物流DX推進を物流事業の収益力強化の重点戦略の一つとして掲げており、得意分野の多品種小ロット物流を強化するため、最新の物流機器を積極的に導入している。今回は、ECフルフィルメントサービスの更なる強化で、3PL事業者としての倉庫機能の差別化とバリューアップを図った。
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