財務・人事米不動産大手のプロロジスは16日(現地時間)、2024年第3四半期(7-9月)の決算結果を発表した。期間中の施設の平均稼働率は95.9%で、17億4086万ドル(2472億円)の投資を行い、11億5492万ドル(1640億円)分の施設・用地を流動化した。1株当たりの純利益は1.08ドルだった。
平均稼働率は昨年同期の97.1%に比べ1.2ポイント下がったが、賃貸契約を締結した面積は472万平方メートルと、昨年同期を39万平方メートル上回った。既存顧客の契約更改率は75.7%で1.1ポイント下がった。
投資額のうち、新規開発は5億1556万ドル(732億円)で、物流施設の取得額は12億2529万ドル(1740億円)だった。
不動産売却損益を除いた純利益に減価償却費を加えたコアFFO(ファンズ・フロム・オペレーション)は、1株あたり1.43ドルとなった。
ハミード.R.モガダム会長兼CEOは、「顧客企業は不透明な環境下での事業運営を乗り越え、回復に向かいつつある。今後の見通しとして、供給状況は改善しており、当社事業への長期需要を牽引する要素は引き続き堅調だ」としている。
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