財務・人事福祉用具レンタル卸・販売の日本ケアサプライは29日、2025年3月期第2四半期(4-9月)中間決算を発表し、売上高が昨年同期比13.7%増の156億7300万円、経常利益が同15.6%増の11億7000万円、最終利益は14.0%増の7億7600万円になったとした。売上高は9年連続で過去最高を更新。売り上げの伸びに対応するため、営業拠点の新設で拡充を図るとともに、拠点の大型化などで倉庫作業の効率化を図っている。
部門別で見ると、福祉用具サービスの売り上げは前年に比べ15億3300万円増加し、高齢者生活支援サービスは3億6100万円増加した。一方、売上原価も人件費や物流費の増加で14億1300万円膨らんだが、売り上げ増でカバーした。
同社は、主力事業の福祉用具サービスのさらなる充実を図るため、人員の採用や育成の強化に取り組むほか、後期高齢者が増加する都市部を中心に、サービス拠点の新規開設や大型化を進めている。
今期は4月に栃木営業所、7月には北見ステーション(北海道)、新潟営業所を移転。7月に川口営業所(埼玉県)、10月に酒田ステーション(山形県)を新設して、営業拠点数は全国96か所となった。拠点の移転や拡張によって倉庫作業の効率化も図っていく。
また、通期の見通しは、売上高315億円、営業利益25億円、最終利益7億7600万円とする予想を据え置いた。
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