ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

高千穂交易、セキュリティー事業を強化

2024年11月6日 (水)

財務・人事高千穂交易(東京都新宿区)が5日発表した2025年3月期の第2四半期(中間期)決算は累計で、売上高が前期比4.6%増の133億1400万円、営業利益が同31.2%増の9億3600万円、純利益が同17.2%減の5億9400万円だった。

売上高は、クラウドサービス&サポート商品類のサブスクリプション型ビジネスの契約数の増加や大型保守契約を獲得したことに加え、メカトロニクス商品類の販売が好調に推移し、工場や物流設備向けの採用でさらに伸びる見込み。リテールソリューション商品類は、GMS向け大型案件が好調に推移。ビジネスソリューション商品類は、外資オフィス、及びデータセンター向け入退室管理システムや監視カメラシステムが好調に推移し、メーリングシステムの納品も順調に完了したことにより増収となった。グローバル商品類は、防火システムにおいて収益性の高い案件に注力したことにより売上高は減少した一方で、タイのアパレル店舗向けのセキュリティシステムが好調に推移した。

中期経営計画としては、企業を狙うサイバー攻撃が深刻化していることからサイバーセキュリティ事業にリソースを集め、将来のコア事業のひとつへ成長させるとした。8月には、OT/IoTセキュリティ市場のマーケットリーダー企業ノゾミネットワーク(アメリカ)の販売代理店として多くの導入実績を持つテリロジー社と資本業務提携。製造業向けのサイバーセキュリティ事業を展開、中堅中小企業を主なターゲットとした製品ラインナップの拡充を行う。

通期の連結業績予想については直近と変わらず、売上高が前期比6.6%増の269億円、営業利益が同39.9%増の20億5000万円、純利益が同3.6%増の14億9000万円とした。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com