新明和工業、トレーラーや環境車両受注が増加

財務・人事新明和工業（兵庫県宝塚市）が10月31日発表した2025年3月期の第2四半期（中間期）決算の特装車セグメントは、通期予想を売上高が前回予想比34億円減の1093億円、営業利益が同1億円増の43億円へ修正した。

建設関連車両、環境関連車両等は堅調に推移する一方、主要部品の供給遅延などに伴う生産活動の停滞は、期初計画に対して改善が遅れる見通し。原材料価格や人件費、物流費等のコストアップ要因はあるものの、二回の売価改定効果は、順調に受注に反映されており、増益に寄与する見通しとなった。

また、今期の特装車セグメントは累計で、売上高が前年同期比36億円増の518億円、営業利益が同9億円増の21億円と増収増益だった。

林業用機械などの減少、物流関連車両（トレーラ含む）や環境関連車両の増加、航空機セグメントとの協業による防衛事業の増加、主要部品供給遅延の緩和・売価改定効果などにより増収。営業利益は増収による増益となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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