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国際物流の多元化に向け実証調査を公募

2024年11月6日 (水)

公募・入札国土交通省は6日、「国際物流の多元化・強靱化に向けた実証調査」の公募を同日から開始したことを発表した。

調査は、コロナウイルスの影響や国際情勢の悪化、自然災害によるサプライチェーンの混乱に対応し、安定的なグローバルサプライチェーンを確保するため、新たな輸送手段やルートを実証することを目指すもの。

公募期間は12月6日までで、対象は日系の荷主企業あるいは物流事業者。実証輸送は11月中旬から2025年1月までに実施し、日本発着のルートとして、パキスタンのカラチ港を経由し中央アジアと日本を結ぶルート、北米ミニランドブリッジを利用して日本と欧州を結ぶルート、南シナ海を迂回して日本とASEAN(東南アジア諸国連合)諸国を結ぶルートを対象とする。そのほか、事業者から提案されたルートで新規性があるものも認められる場合がある。

審査は、国交省が実証輸送の必要性や実現可能性、汎用性を総合的に判断。検証事項としては、輸送コスト、リードタイム、輸送品質、手続きの効率性、トレーサビリティー、BCP(事業継続計画)ルートとしてのリスク評価などの観点で評価する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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