行政・団体国土交通省は3日、「国際物流の多元化・強靱化に係る実証輸送」の参加事業者を4件選定したと発表した。安定的なグローバルサプライチェーン確保に向け、国際物流網の多元化と強靱化を検証する取り組みで、既存の成果を発展・深化させる。
実証輸送はことし11月-2026年1月を目途に実施。日本を発地または着地とし、荷主主導の新規ルート開発、既存ルートの深化、ルート活用の高度化のいずれかを満たすことが条件となる。
選定結果は4件で、ウズベキスタン・タシケントから日本向けの上海経由ルート、日本からサウジアラビア向けの紅海・ペルシャ湾岸を経由しないルート、日本からモンゴル向けの大連経由ルート(RORO船とオートワゴン鉄道を使用)、日本からタイ向けのメルボルン経由レムチャバン向けルート(RORO船活用)が含まれる。
同省は12月-26年3月にかけ、輸送コスト、リードタイム、輸送品質、各種手続き、トレーサビリティー、BCPルートとしてのリスク評価を検証する。
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